神隠し - 花梨とうの粒焼き

私は大変遅筆な上に、書き始めてからやっぱアップするのやめようかな・・と悩みつつそのまま下書きとして残しておくことが多い。

で、さきほどその中で見つけた下書き。

わけ分からん一文であった(笑)

『かたくなにださないわらべ』

・・何のこと？＾＾；

何を書こうとしてたんだ。せめて漢字で書けよ～私＾＾；

『頑なに出さない童』ってことかな？（ことかな？って人に聞いてどうする＾＾；）それも意味分からんが。

で、これはかなり前の下書きなので、これを書こうと思っていたわけじゃないと思うが、『出さない』と『童』とくれば『神隠し』であろう。（そうか？＾＾；）

昨日、新聞に子供の頃『神隠しに遭った(正しくは遭いそうになった？）』との興味深い話が載っていた。

その男性が子供の頃遊び場にしていた山があった。

そこは神様の名前がついた石やら神様が降りてくるという大木、古墳、また呪いをかける祠などもある山だったが子供故、特に何とも思わず駈けずり回っていたという。

なぜかその日はいつもと違う場所に行ってみようという気になった。

しかし暫くしたら迷ってしまい、変な所に出た。

小さな水たまりがあって草がわさわさ生えていて、とにかく凄く綺麗だった、と。

そこで一休みしているうちに何だかすーっといい気持ちになった。

ずっとここにいたい。。

暫くして急に怖くなった。

もしかしたらもう家に帰れないんじゃないか。親に会えなくなるんじゃないか。

そんな恐怖心が湧き上がり心を奮い起こして立ち上がり駆け出した。

なぜか振り返っちゃいけない、と思った。

ようやく家に帰り着いたが、更に口に出しちゃいけない、という気がして親にも黙っていた、と言う。

そういえば、神隠しではないけど子供の頃に怖い思いをしたことがあったのを思い出した＾＾：

前にダイアリーに書いた『引き摺り坂』

昨日、相模原で行方不明になっていた女の子が無傷で見つかったとのニュースに心からホッとした。

しかし、覚えてないとのこと。

何だ、どうしたんだろう。

まさか神隠しじゃあるまいが。

連れ去った犯人がいたなら絶対に許せんことであるが。

しかし、犯人が存在せず、何か分からんが何らかの理由だったとしたら。。

身体は無傷であっても、もし心に傷を持っていたとしたら・・。

敢えて世間に知らせることもあるまい、と思う。