繰り返しと予測。
知ってる方しか知らんと思うが、昔NHKで『テレタビーズがやって来る』だか、やって来た、だか言うイギリスの幼児向け番組が流れていた。
そのテレタビーズっちゅーのが、お猿と宇宙人とテレビをくっつけたみたいな奴で、これまた恐ろしく可愛くないにも程があった(笑)
全く海外のキャラって何であんなに可愛くないんでしょうか^^;(好きな方がいたら以下すんまそ)
んで。
子供が好きだったので仕方なく観ていたのだが
何が苦しかったとて、繰り返し見せられる映像である。
彼らがお腹にくっつけたテレビは録画機能を携えているらしく、番組内で彼らが録画したものを再生するのだ。
内容は、例えばイギリスの子供たちが何かをして遊んでいる様子、とか。
最初にその実際の映像が流れる。10分ぐらいの。
んで、それを彼らが録画したものが再び流れる。
で、終わったら、その場(スタジオ?)にいる子供にもう一回!とせがまれてまた流す。
・・・何回流すんじゃぃ!!( ゜曲゜)キィィ
何でも、その繰り返す、ということで幼児の脳に刺激を与えて予測力を養う、らしい。(今調べて始めて知った)
予測力がつくのはいいけど(予測力って何だ?^^;)これがまた更にNHKは、その番組の同じ回を週に2回ぐらい放映するのだ。
一週間に2回同じ番組。
更にその番組内で同じ映像を3回。
従って、おんなじ映像を週に6回は観ることになるっつー!
( ゚ω゚):;*.’:;ブッ ww
もういいだろ!予測力!!^^;
予測して面白がっていたのは、私の子供の頃で言えばやはり『8時ダヨ!全員集合』に限る(笑)
カトちゃん扮するヒゲオヤジが出てきて会場内が暗くなれば、もうアレの始まりである。
♪プゥ~ア~プパパ~パパパ~♪と。(いや~音を文字にするって難しいですな~と思うが、アナタなら解って頂けると思います 笑) あんまり好きじゃなかったけど^^;
更に、あの、『志村後ろ!後ろ!』現象然り。
ヒュ~ドロドロ~っと(古いなこの擬音^^;)オバケが志村の後ろにいる。
気配に気がつき、後ろを振り向いても誰もいない。そしてまた・・っつー繰り返しである。
志村の後ろがオバケだろうが何だろうが、会場の子供やお茶の間は解っているのである。キタ━(゚∀゚)━!!このパターン!と。
私もテレビの前で、志村もっと早く振り向けばいいのに!なんて歯がゆかった記憶がある(笑)
そんなドリフターズのコントで充分養われたはずである『予測力』は、大人になった現在ではろくなもんにしか使われなくなったかも知れん^^;
例えば、このカネをいついつまでに払わなければ大変なことになる、とか(笑) それを予測力、と言うのか知らんけど。
それはでも、痛い目にあった『繰り返し』の経験から培われたもんであろうよ(苦笑)
ところで。
何かNHKの悪口みたいになってしまっているので、昨日観たNHKの番組のことをちらりと書きますよ~^^;
『亡き人が現れたー今被災地で語られる不思議体験』とのタイトルである。
コレ、もしNHK以外の民放でやってたなら観なかった。
NHKだから観たのだ。
んで、やはりNHKのいいところがちゃんと反映されていた。
宮本信子の静かな語りと幻想的な映像と、被災で失った愛する者が霊となって現れた不思議な現象に対して何の揶揄もなく真摯に受け止めた内容で、泣けてきた。
実際にいる、とか、いない、の検証はもうどうでもいいと、思った。
[霊]が現れる前と後のご本人達の表情の違いを見たら。
で。
またテレタビーズにしつこく戻りますが^^;
つまり。
繰り返しが面白楽しい場合としつこい場合がある、というどうでもよい主張^^;
テレタビーズは、そのうちさすがに子供も飽きて、観たいと言わなくなった。
しかし、イギリスではまだやってんだろうか。
凄い人気だったと言うではないか。
そして、この間テレビで日本にも再ブームが!みたいな内容をやっていた。人形まで作られて。(もともとあったみたいだが)
私は震撼したぞ。(大袈裟です^^;)
*もうあの繰り返しはいいです!日本に来なくてよし!^^;
(*くりかえし)