ブログに怒って空に感動する。
●おいおいっ!
先程拝見したドロさんのブログで初めて知ったのだが、私の前回のブログがはてなブログの『旬のトピック』に載っけられているっつー話である。
その旬の話題とは何かっちゅーと、今春社会人になる君に人生の先輩が一言授けてしんぜよう、みたいな(ちょっと違うがまあ、そんな意図)ものである。
他の方のブログが
『つらくともきっと春は来る』
だとか
『私は会社で人生のこんなことを学びました』
・・云々な有難い内容(皮肉だけど^^;)のラインナップの中、一際異様な光を放つ私の文。
『実は私・・オバサンではなくオッサンでした』
( ゚ω゚):;*.’:;ブッ ww
何処がフレッシュな社会人向けの話題なのだ!?
新社会人通り越してオジサンの域に達したオバサンの話だよっ!
一体どの言葉がコンピューターに引っ掛かったんだ^^;
・・・と、まったくやれやれ・・な感じで書いておりますが、実は私そうとう怒っております。バカじゃないかと思っております。悪いけど。
●ギャップ
ピース・又吉氏の知り合いにダンスが嫌いなブラジル人がいるらしい。
その彼はサンバカーニバルに参加するのが凄く苦痛なんだと(笑)
そりゃそうか。ブラジル人、と聞くと私なんぞはつい踊り好きで陽気なイメージが浮かんでしまうけど、全国民が陽気なわけじゃないでしょうし。
でも、何だかイメージとのギャップって面白いな、と思う。
ドラマにしても、凄くいい人そうな顔の俳優がとんでもなく悪い役だったりするとその分凄みが増すし、逆に悪そうな顔の俳優がいい人の役をやるとそれまで何とも思ってなかったくせにちょっと好きになったりする。
内容にしても、淡々とした日常を過ごしていた主人公がひょんなことから事件に巻き込まれ、なんつーものが好きである。
そしてドンデン返しがあって驚いたりすると、面白かった~!となるのだ。
だから。
前もって映画やドラマで『泣ける!』などと謳われているともう全く観る気がしない。
本の帯に『泣きながら読みました』なんて書かれてると全く読む気がしない。
身近な人のギャップも然り。
学生の頃、いつもふざけてばかりいる奴が突然真面目な顔で言った一言や、逆に、クールだと思っていた奴が何かのはずみで見せた照れくさそうな笑顔、なんつーものにドキリとしたこともある。
しかし何と言っても日本最大のギャップは『四季』であろうよ。
この間までダウン着てたけどもう上着がいらん時もあるもんなぁ。
春は桜が舞い、夏は虫が舞って・・いや、蛍にしとこ。んで、秋は枯葉が舞い、冬は雪が舞う。
そんな折々の四季のギャップに古来から日本人は情緒を感じ、愛でていたのだなぁ。
そしてまた、侘び寂びってほどじゃないけど、侘しいモノや弱いもの、哀れなものに心を置く。
雪の中から必死に顔を覗かせて春を待つ新芽を愛しいと思う。
サンバ嫌いなブラジル人の彼は、今も仕方なく踊っているんだろうか。
きっとどうにかテンションを上げてぎこちなく踊っているんだろうな。
何だか想像すると愛しくなるなぁ。
さあ!待ちに待ったカーニバルだぜ!!ピーッ!(笛の音)カンカンカカンカンカカンカン(名前知らんけど、何かカウベルみたいな音)と、その熱狂的なリズムに興奮し踊りまくっている民衆の中で、一人、憂鬱な顔をして仕方なく踊っている彼を見たら・・私は思わず駆け寄って肩を叩いてウーマンボ!と励ましてあげたい。(意味不明)
そだ。
今日は、真っ赤な夕焼けの手前で雨がざんざん降っているっつー怖いような不思議なギャップの世界だった。