何てことないつぶやき。
●ATM編
銀行のATMの前で何人かが順番待ちをしている時に、用事が終わって出てきたと思いきや、再び列の後ろに加わる人は、もうそれだけで好ましい人である。
実はすごくいじわるな面があったり、家に帰ったら履いていた靴下を嗅がずにはいられない奇癖がある人かも知れんが(何だそれ)そんな面は傍から窺い知れないので、その行動だけを見ての『好ましい人』でありますが。
入出金だけならすぐに終わるが何件か振込みがある場合は時間がかかる。
だからその人は後ろの人に遠慮して再び並びなおすのだ。
アンタえらいねぇ~と肩をポンッと叩く。
心の中で(笑)
私も時間がかかりそうな場合は並びなおすけど、それはモラルがある人だとかいい人だと思われたいだとかっつーより、単に小心者ゆえ。
あの怖そうな人、イライラしてるんじゃないか?
ようやく終わって出た途端、皆から冷たい視線を浴びるんじゃないかとドキドキしてしまうのだ。
だから、そそくさと出る。内心くそ~と思いながら^^;
しかも振込の手続きが終わって後は機械の作業待ち、という時はわざと機械の横に移動している姿を後ろの人に見せる。
(私はもうやることは終わったんですよ。遅くなったなら機械のせいですよ。)という顔をして待つ(笑)
●ドア編
店の入り口などで、大概の人は後から来る人(見知らぬ他人)のためにドアを押さえてあげると思うが、実際にふとそんな光景を目にすると気持ちがよいもんである。
または、いつもはどうということもない人なのにそんなしぐさを目にすると急にちょっと好きになったりする。
まあ、穿った見方をすると、『私はこんなに気遣いが出来る人間なんですよ』と回りに思わせたいのかも知れんけど^^;でも、自分だけ中に入ればよい、とばかりすぐ後ろから来ている人の鼻先でバタン!とドアが閉まるのをよしとする人よりは全然いいと思う。
仕事場での従業員用の入り口は、狭い階段をうねっと上ったところにある。
ここでも大概ドアを押さえてくれるのだが、その人と微妙な間隔で階段を上っていた場合は、私のことなぞ気にせんでドア閉めちゃって下さい!・・と思いつつも、ご親切を無駄にしてはアレなので、すみませ~ん、と言いながら急ぎ足で階段を駆け上らねばならんからちょっと疲れる^^;
そんなことを踏まえて自分が押さえてあげる時に後ろから来る人との間隔が微妙だったら、その人を見つつも押さえている手をドアが閉まるにまかせて少しづつ手前にずらして静かに閉める、という『擦り手方式』を取っている。
それだと
[私は後から来るアナタをちゃんと気遣ってドアを押さえてあげてるんですよ。でも間に合いそうもないからしょうがなくドアを閉めますね。]
ということが伝わるであろう。
そんなの誰も気づいちゃいないかも知れないけど^^;
・・・と、そんな風に日々気を遣って生きている(おおげさ)私であるのに、今日、仕事場の人に
『地下足袋さん(私・仮名)って、何か別の世界から来た人だよね。』って言われちゃったよ。なんでだよ~^^;