花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

どこの組のもんじゃい。

アリスさんが『組長』になられたことをハイクで知った。

実は私もこの度、十三代目(適当)組長を襲名した次第である。

 

まあ、自治会の話ですが。

んで、物騒なタイトルで申し訳ない。どこの組のもんじゃい!?って、私は3組です。

アリスさんも書かれていたけど、あれですかね。○○班、だったのが○○組になったってそれ全国的なもん?^^;

まず自治会長がいて、その下にそれぞれの町内会があって町内会長がいて、その下がそれまで班だったのがこれからは組、になるらしい。

今度組長の会合があるのだが、あれか。

日本酒がどぷりと入った例のでっけー赤い杯を皆で回し飲みするのかも知れん。(ありません^^;)

それは、契りを結ぶっちゅーことで、契りと言えばまず浮かぶのが男女のアレか五木ひろしであろう。

 

パート先のスーパーで誰かの送別会をやった時に、懇意にしている(らしい)店のサービスで、いきなり赤杯が回ってきたことがある。

結婚式で交杯したけど(それと同じか知らんが)その何十倍もあるデカさ。

おぉ!これがやくざ映画で見る噂の赤杯かぃ!・・とちょっと感動した。

 

私は、人が口をつけた飲み物って飲めない方である^^;

ましてや、『もぅ~アナタったら。ご飯粒が口の周りに付いてるわよ♡』なんつって、おもむろに自分で食べちゃうなんてもってのほかである。おえっ。

だから、その杯が回って来た時もちょっと躊躇した。

しかし、これは何と言っても『契り』である。

スーパー業界という厳しい戦場において、これから共に戦っていく同士であれ、という結束を固める意である。

・・・とかそーゆーのはど~でもよくて、むしろ私しゃ遠慮したいぐらいなのだが、それより、その杯の日本酒が凄く美味しそうだったのだ。

なので、隣のおっつぁんが口をつけたと思われる箇所を微妙にずらして(笑)ごくりと飲んだ。

・・何て美味しいんだ! 名前忘れちゃったけど、すごく美味い酒であった。

 

 

先程も書いたけど、私は、人様が口を付けたものを飲んだり食べたりするのがちょっと苦手である。

絶壁頭だが決して潔癖ではない。

中華料理(あんまり得意じゃないけど)みたいに大皿に盛られたものに箸を付けるのはそりゃ全然平気だけど。

 

 

小学生の時に、クラスメートの女子(仮に不知火さん)と二人で遊んだことを思い出した。

あれ、何でしょうかね。

子供の頃をあれこれ思い出すと、あそこに確か○○さんと一緒に行った、だとか、○○さん家に一人で遊びに行った、だとかいう記憶がちらほらある。

ちゃん、付けではなく、さん、付けだったことからしてそれほど仲良しというわけじゃなかったのだ。 

一体どんな流れでその子と二人でなんか行動したんだろ??

なんとフットワーク?が軽かったことだろうか。

大人になった自分では考えられんことだ。

で、その不知火さんのことも私はそれほど知らぬ人であったのだ。

で、その時、不知火さんはどっかのお店の前で唐突に立ち止まりジュースを一つ買った。

ジュースと言っても缶ではなくて、プラスチックのコップに入ったものである。

花梨ちゃんも買う?と聞かれて私は断った。

だって、お金なんか持ってなかったし。

すると彼女はその場でストローを2本もらった。

え・・・嫌な予感^^;

そう、彼女はジュースの入ったコップに2本ストローを差して、一緒に飲もう♡と言ったのだ。

キター!(;;;゜ω゜;;A) 私の苦手なシチュエーション!

 

当時は、りぼんやなかよしといった少女マンガブームであり、陸奥A子か誰かのマンガでは、カップル(古)同士が白いお洒落なカフェテラスなんぞでテーブルに置かれた一つのジュースをストローで飲む、なんつー素敵な光景も描かれていて女子らは憧れていたもんである。(私は違うけど) 

なので、世の中でも一つのストローが途中から♡のカタチになっていて飲み口が二つ、なんつーおぞましい(笑)ものも売っていたのだ。

快活な不知火さんはまさに、そんなことを女子にも適用しそうなタイプであった。

 

いくら女同士だからとは言えど、二人で一つのジュースを飲むということは急激に顔が近づくということでもある。恥ずかしすぎるではないか。

また、同じモノを二人で口にするということのちょっとした不衛生さ。

いわんや、一旦ストローで吸い損ねたジュースが逆流するっつーことにおいてをや。

 

そんなことで私は頑なに断ってしまった。

確か・・いいよいいよ^^;喉乾いてないし、とか何とか言った覚えがある。

 

もしかしたら彼女は、家も貧乏だしジュース一本も買う金を持っていない私を可哀想に思ってそうしてくれたのだろうか。

それとも単に何も考えずにじゃあ一緒に飲もうと思ってストローを2本貰ったのか。または一人で飲むということに耐えられなかったからかな。

 

まあ、今となってはど~でもよいことではあるが。

もし、あの時、一緒にジュースを飲んでいたら、友の契りを結んでいたんだろうか・・なんて思ったり^^;b

 

飲まなかったことが原因ではないでしょうが、あの日以来二人きりで遊ぶ、ということは無くなった。

 

 

で。

話は急激に、組長の話に戻りますが。

組長の仕事の中に、定期的にやってくる『交通安全週間』には、街中にテント貼って監視するという掟があるのだ。

2時間も、ぼさっ~っと排気ガスに塗れながら座っているのである。

何しとんだ!2時間も!

そこの多摩○○○○の運転手さーん、左に寄せて止まりなさい。

なんて違反した車にマイクで呼びかけるならまだしも。

まあ、お年寄りが転んでしまうかも知れんし子供が飛び出すかもしれないし、何もなくとも、見張っている、という意義はあるんでしょうけどさ。

でも私にとっては、このくそ忙しい日々の2時間って貴重なんだけどなぁ~。