花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

最近のあれこれ。

●ここんところ、ずっと『折原一』の本を読んでいた。

樹海の中の山荘で殺人が行われて・・ん?あれ?読んだか??と思ったら彼の『樹海シリーズ』の完結本であった。

氏、得意の?本の表と裏、どっちからでも読めるっちゅー仕掛け本である。

表をあるところまで読んで真ん中でいったん終わり、それから本をひっくり返してまた最初から(違う人の視点での話)真ん中まで読む。

で、最後に真ん中の袋とじを破って読む。

つまりその袋とじ部分が2つの話の合流地点で尚且つ話のオチになっとるわけですな。

いや~袋とじ破ったらエロい写真が出てきたらどうしようと思ったけど。

ウソです^^;しかも図書館で借りたので最初から破ってありましたし。

 

折原ワールドに嵌まっていたのはいつだったか忘れちゃったけど、星新一は中学の時だ。きなこさんも書かれていたけど。

でも全部、話を忘れちゃってるなぁ~。

SFのようで何だか現実にも起こりそうな星新一ワールドに引きこまれるあまり、自分でもショートショートを書いていた(笑)

 

えと・・。 (えと・・って恥ずかしげもなく書く気か)

あるカップル(だったかな)がお腹を空かせて街を彷徨い、美味しそうな匂いのする家に辿り着くのだが家に入った途端に身体が動けなくなってしまい、食べ物が目の前にあるのに餓死してしまうっちゅー話であるよ。

もうお気づきかと思いますが、実はそのカップルはゴキであり、その家はゴキブリホイホイだったっつーオチである。

( ゚ω゚):;*.’:;ブッ ww

勉強もせんで、そんなくだらん^^;話ばかりノートに書きつけていたという、あぁ、私の中学時代を返しとくれ。

返しとくれ、って好きで書いてたんだが。

しかも、『ゴキブリホイホイ』ってあんた、もろ商品名書いててどうする。

 

 

●この間、友人に誘われてテレビ番組の公開録画を観に行った。

テレビ番組を生で観るのは、高校の時にカックラキン大放送を観に行った以来である(笑)

んで、その番組も全く興味が無かったのだけど家から近い(と言っても車で)スタジオだし、仕事の帰りにちょいと寄る感じであったので同行させてもらったのだ。

友人は誰かの伝手で、番組(お笑いが多いらしい)を観に行って千円ぐらい貰う

っちゅーバイトをしている。

世の中にゃ~そんなバイトがあるんだねぇ~。

で。

最初に指示が出される。

客席は飲食禁止です。

勝手に席を立ってはいけません。

それぞれ当たり前のことなのだが、それを聞いて息苦しくなってしまった^^;

 

3時間ぐらいのことなのだがずっとその席に座っていなけりゃならんのだ。

その番組はお笑いではないので、シーンとなったりするかもしれん。

咳き込んじゃったらどうしよう(;;;゜ω゜;;A)

何かの拍子にオナラが出ちゃってマイクに拾われたらどうしよう(;;;゜ω゜;;A)

しかし、始まってしまった。

 

狭い客席のところどころに何本かマイクが立っているので、そのマイクに入るようになるべく笑い声や感心する声を発して下さいと言われていた。

で。 

長々とビデオを観せられてその後、ゲストらが感想を言ったりクイズに答えたりするのだが・・。

そのビデオ。

長い割に全くもって面白くないのだ^^;

後ろの席のおばちゃん達は(私もおばちゃんだがもっとおばちゃん^^;)

ちょっとしたことで『あらぁ~!』だとか『まぁ~!美味しそう!!』だのと大きな声で感心したり笑ったりしている。

プロだ。 プロのザ・サクラである。

 

なので、私もせっかく友人が誘ってくれた故、頑張って

『へぇ~!』だとか『えぇ~!?』だとか、恥ずかしながらちょっと声を出した。

付き添い人?は5百円貰えるのだ。

5百円分は働かねばなるまい。 今夜の貴重な食費であるよ。

 

そうして長い時間が過ぎ、滞りなく番組も終わった。

 

 帰り道、友人が言った。

『もう眠くってさ~、でも眠るわけにいかないから必死に腕つねってたよ~』

・・・・。

何じゃその緊張感の無さは!^^;

さすがザ・常連であることよ。

 

次に誘われたらどうするかは考え中である^^;

 

面白くないと書いてしまったので番組名は言えませんが、放送はもうすぐである。

観客がおばちゃんだらけで、一際ひきつった笑顔のおばちゃんがいたらそれは私、である。