でいだらぼっちが見たいなあ。
たった今、コメントをしたばかりなのにすぐにリコメを頂くって嬉しいもんですな。
顔も素性もしらねど、あぁ、あの人も今確かにPCの前に座っているんだなぁ・・と思っていとおかし。
しかし、ここ数日、連休ボケじゃなくて連勤ボケでかなり疲れていたようで、仕事から帰ってきてビール飲んでPC開こうと思いつつ寝てしまい起きたらもう夕方でご飯の支度の時間かよ!・・てな感じで実に地味なゴールデンウィークであった。
ウィークはweekじゃなくて身体が弱っている意のweakですな!( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
なので、せっかくリコメをしていただいたのにここ数日、すぐに読めずに残念であった。
で。
せめて本でも読んで、あ~だから今夜だけは心の旅でもしようじゃないかと、予約していた本が来ているとの知らせが届いていたので図書館に取りにいった。
来ていたのは上下巻の、下巻であった。
( ゚ω゚):;*.’:;ブッ ww
下巻から先に読めってか!先に犯人がこいつだと知ってから上卷読めってか。
なので、しょうがないからブックオフに行きました。
なんと!
図書館には無いのだが、新刊で買ってまでは読む気がせず、中古でならぜひ買って読みたかった本(フクザツなレベル 笑)がそこにあった。
伊藤三巳華(霊感ホラー漫画家)の本である。
『視えるんです』というマンガが面白くて読んでいたのだが、この人の『スピ☆散歩』という、実際にスピリチュアルな場所に行って視えたというものをマンガにしたっつー本がずっと読みたかったのだ。
・・・とは言っても、スピリチュアルって嫌いなんだけど^^;
本来の意味ではなく(本来の意味も知らないけど)今流行りのパワースポットというような使い方をされる中での『スピリチュアル』って言葉が。
何つーか・・さあアナタも一緒に魂を清め、精神世界の一つ上のステージに上がりましょう・・みたいな。うまく言えないけど。精神世界のステージって何じゃそれ。
だからパワースポット巡りなんつーものも全く興味がない。
そんなもんでパワーが付くならソレがあるところに住む人たちは皆パワフルだろうて。
・・と、そうまで嫌いなのになぜに買ったんだよ^;ってな話ですが。
面白いのだ。
この人があちこちで視えるモノが。
神社の屋根よりデカい『でいだらぼっち』みたいなものだとか、平安時代のやんごとなき人々の行列だとか、木の声を聴いたりだとか。サクラはネガティブで楠はお喋りだとか。
信じる信じないは別として、実際にいるいないは別として、見えたものが面白い。
で、ひねくれきった私が好む本なので、私は人と違ったものが視える特別な存在なのよヾ(  ̄▽)ゞオホホみたいなところは一切なく、真面目でもなく。
特に面白かったのは、奈良の天香久山を見た時の話。
不思議な山だなぁ、と思ったのだと。
小さな山全体を薄くて白いベールのようなものがすっぽりと覆っているのが見えるんだよ。@@:
すると、その場で同行者が、もしかしたらそれは持統天皇が詠んだ『白たへの衣ほすてふ天の香久山』の『白たへの衣』のことではないか、と推理する場面がある。
白い衣をふわりと山の上で干しているような、そんな情景が持統天皇も見えたんじゃないか、と。
実際、白たへの衣、は何のことを言っていたのか未だに謎なのだと言う。
そんなエピソードを読むと私は、ひゃっほいっ!(‘∇´*)と嬉しくなるんですなぁ。
神様が実際にいるかいないかと問われても分からんけども、いるとすればかなり不公平な方たちなんじゃないかと思う。
人間が都合のいい時だけ神頼みするように^^;神の方も都合のいい時だけ助けてあとは知らんぷり、なのだ。
かなりうろ覚えだけど、『白鯨』っつー小説の中で・・いや、読んだことはないんだけどその中のセリフだけどっかで読んだ。
主人公?がこれから白鯨と戦いに行くっちゅー時?(いい加減^^;)彼がつぶやくのだ。
『神よ、助けてくれなくてもいい。ただ邪魔をしないでくれ』
私はそのセリフを気に入っている。