花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

何だかなぁ。

お腹が空いたけど食欲が無いので食パンにマヨネーズ塗って黒ゴマをかけたのをトーストして食べながら、ひとさまの人生をどーのこーのと言うのも何なのだが・・・。

あれですな。

さむらこうじのやぶらこうじさんとかいう方。(そんな人いません^^;)

『聞こえますか~?』『いいえ聞こえません』・・聞こえてるじゃん!^^;みたいなことになっちゃってますけど、彼が書いた謝罪の手紙をテレビで見て、その字体の丁寧さと真面目な文面にびっくりした。(内容の真偽は別として)

学生時代は演劇部にいた、ということからパフォーマンス好きみたいに言われていたけど、確かにそうかも知れんけど、私はパフォーマンス好きとか、世間を騙してやろうウヒヒ・・なんつー心根は無かったんじゃないかと思った。

・・いや彼をかばうつもりなどさらさらないし、それどころか名前も全然知らんかったし彼のドキュメンタリーも観たことがなければ曲も聴いたこともないので全くの私の勝手な想像である。

 

嘘をついてやろう、などの悪巧みとかより、彼は彼のつくった曲の設計図?を元に他人に作曲されたものすら自分のモノだという気になっていたんじゃないか、と思うのだ。

だから詐欺を働いているという意識より、これは自分の曲なのだと自己暗示をかけていた、というような。脳内でイメージしたものを体現出来た、というような。

 

私は共犯者です、と言っていた作曲者の存在は全くスルーだったんじゃないか。

スルーてか、何か別の神っぽいものが自分と相棒になって曲が出来た、とか思っていたんじゃないかと。

・・多分違うとは思うけど(笑)

 

 

でも耳が聞こえないということの効果(と言ってはアレだけど)を体感していただろうことは確かだと思う。

耳が聞こえないのにあんなすばらしい曲をかいている、という付加価値の効果。

行く先々で浴びる賞賛の嵐を。

 

で、彼のことは別にどうでもよいのだが、今回の事でびっくりしたのは、『障害者手帳』ってそんなにアバウトなのかっちゅーことである。

聴覚障害の2級はかなり重く、もし彼が本当に認定された当時に2級レベルだとしたら一時的な精神性のショックでなければ回復するということは奇跡に近いということだけど、では3年前から聞こえるようになったのはそれこそ神レベルな奇跡がおこったっちゅーわけかどうなのか。

 

本当に障がいがあって手帳を持っている方たちはたとえ無料サービスや年金をもらえるにしてもそれ相応の苦しみがあるのに、偽りの障がいで金儲けしている奴らは許せんだろうと思う。

 

 

で。

ドラマ『相棒』の脚本は一体いつ書かれたものをいつ放送することになってるんだろう?・・という疑問である。

え?全然関係ないとな?

いやいや、昨日の『相棒』のタイトル『見知らぬ共犯者』は何となく今回の事件を思わせるような内容であったから。

いや、私の思い込みかな?^^;

あ、ネタバレしちゃいますが、犯人が演劇にのめり込む役者であったことと、演劇の中でも殺人を犯すのだがその理由が『贋作された(って言い方するのかわかりませんが^^;)から』。また、共犯者が自分がやったと名乗り出たことなんぞから、おや?と思った次第。

内容自体は全く違うけど、なんだかキーワードがちらほらリンクしていた気がしましたよ。

全く関係がないとはどうにも思えないのですがねぇ・・(右京さんの口調で)

 

しかし、中山仁。歳とったなぁ。。サインはVの監督だったのになぁ。(いつの話だよっ!^^;)

 

・・と、自分の歳を棚にあげながら最後はそんなどうでもよい感傷に浸りながらマヨネーズ黒ゴマのっけパンをもう一枚焼こうとしている私なのだった。