花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

何てことない話題 その2。

ホラー番組

何となく毎回観てしまう『世界の怖い夜』っつー怖い投稿ビデオなどを紹介する番組。

昨夜も食器の洗い物そっちのけで観ていた。

妻がドアの外から何者かに引きずられていくっちゅーのっぴきならん事態なのに冷静にビデオ撮ってるもんかね!?

とか

またこの霊能者のオッサンかよ。この人いっつもすぐ『もう危険だから戻りましょう!』って言うんだ。そんなの私も言えるぞ、とかとか

そんないちゃもんばかりつけながら観ている。

なら観なきゃよかろうとも思うのだが、怖いもん好きなので観てしまう。

 

そう言えば生前の父もよくこんな番組を観ながら否定的なことを言っていたな、と思い出す。 

なら観なきゃいいじゃん!せっかく信じて怖がって観てるのに!と思っていたけど、この歳になって父と同じことをやっている。

そうか・・あの時の父もこんな風に機嫌よく文句を言ってたのか、と思う。

 

 

好きだけど苦手

この間、夢の中で誰かに、小さな屋根の模型を渡された。

江戸城だか何だか知らんが日本のお城の屋根の部分のみ、である。 

それを壊れないようにそっと持って家の2階に上がって行く私。

2階の部屋の何処かに、小人が作っているお城があるからその屋根を持って被せろ、と何者かに任命されていた(笑)

そこで目が覚めたのだが、何だ今の夢は・・と考えるに、多分先日テレビで見た『トイ・スト―リー』の影響だと思われる。小っちゃいところが。

しかし、なぜ日本のお城なのかと考えたら・・多分アレだ。

前に『ディアゴスティー二』で日本家屋のドールハウスを作ろうと思って創刊号を買ったはいいが、屋根さえ組み立てられずしょっぱなで終わったっつー情けない思い出がしこりとなっていて、この度のトイ・ストーリーに便乗して夢に出てきたんじゃないか。

 

 

それにしてもなぁ。。

不器用なんだからやめときゃいいのになぜかこういう、ちまちま組み立てていくものにうっかり手を出してしまう。

んで、その度に金と根気の無さに気づくという愚鈍さ。

 

・・しかし一時、周りでディアゴスティー二始めたんだー!と喜んでいる人たちが結構いたが、最後まで組み立てたという話を未だに聞いたことがない。

 

 

地震

これを言うとへぇ~・・と珍しがられるのだけど、私は地震に対して恐怖、と言うより殺意に近いものを持っているような気がする。

東日本大震災の時、私は家に一人でいたのだがあまりにも長く揺れが続いていたのでだんだん腹が立ってきた。

机の下に潜って一人で『何だよこれ!いつまでやんだよ!』と怒っていた(笑)

後に大被害の様子をテレビで観てショックと、再び、腹立たしさでいっぱいになった。

何に怒っているのかというと、怒ったってしょうがない自然に怒っているのだ。

自然は畏れ敬うものという頭はあるし、天災だって2次災害ではない人災の部分もあると思う。

だけど、理屈で分かっていてもそんな理不尽な怒りでいっぱいになる。 くそっ!津波めっ!・・とか(笑)

 

そんな自然現象に怒っていたってしょうがないじゃんとも思っていたあの頃、新聞の、天声人語だったか編集手帳だったかに

『もう、いい加減にしろ』という一文が載っていた。

おっ!?@@:

この人も怒ってもしょうがない対象に怒ってる!^^:

そう思ってちょっと嬉しくなった。

 

 

自首

私事であるが(ブログ全部そうか)永らく続けていた逃亡生活に遂にピリオドを打ち、歯医者に自首することに相成りますた。

銀歯が取れて歯茎が腫れて、こぶとりおばさんみたいになっちゃったからである。

私の下手な踊りじゃ誰もこのこぶを取ってくれまいて。歯医者以外。

近所に数件ある歯医者の中で(逃亡したところ以外)友人クチコミにより一番優しそうな歯医者さんがいるところにした。

 

先週こわごわ行ってみたのだが、優しそうつーか、もう齢70を超えた方で非常に動作がゆっくりであった。んで、丁寧。

レントゲンの写真をわざわざ図にして下さった。

紙に、つつつ・・と時間をかけて歯の輪郭を描き、その真ん中に鉛筆でくるくるとちっこい丸を描いた。

そこで何か思ったらしく『ちょっとまって下さいね。』と言って

何処かに立ち去り、しばらくして手に赤鉛筆を持って戻ってきた。

そのちっこい丸の上からその赤鉛筆でくるくる・・と赤く塗る。

『・・ここがね。 虫歯。』

 

・・・あ・・そうですか・・^^;

 

虫歯を赤く色付ける為だけに、わざわざ席をたって赤鉛筆を探しに行ったのだ。

 

なんだかそのしぐさがキュートで、私はそこに通うことにした。

 

銀歯を入れる場所が、笑うと目立つ場所らしい、というちょっとショックな告知を受けたけど。

 

 

梅図かずお的なサイドクルクルパーマに若作りな恰好をし、本屋でディアゴスティー二を嬉しそうに、しかし銀歯を気にして笑うに笑えずアルカイックなスマイルを浮かべながら眺めている変なおばさんがいたら。。

 

 

それは私である。