花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

傍目にはどうでもいいようで私にはどうでもよくない怒りなのだ^^;

また開かないのだった(`・ω・´)ムッキー!

昨日は肉体疲労だったので肉体疲労時の栄養補給にと、冷蔵庫に常備してある栄養ドリンクを飲もうと手に取った。

あ、そういえば私かなりの間『肉体疲労児』かと思っとりましたわ(笑)

疲れた子供用なのになんで18歳以上しか飲めないんだろ・・と(笑)

それはどうでもいいんだが、どうでもよくないのはこれまたフタが開かないことである。

アルミカンのフタで、むぎゅぅっと捻って開けるやつである。

かなり硬いのだ。 肉体疲労がかなりのもんだったら開かないよ!これ!

疲労している人の為のドリンクなのだから、元気で力がある人でないと開かないような硬いフタにせんでくれよ!と一人で怒っていた^^;

 

そういえば。 

父が闘病時に、お高い栄養補助薬を母が無理して取り寄せていた。

アガリクスだとかサメのなんちゃらだとかが含まれているサプリメントである。

病院にも見放された状態だったのでそれこそ神にも祈るような気持ちで。

 

その薬は十何本、という単位でしか売ってないので全部飲まなければ勿体ない。

錠剤なのだが、しかし、粒が固くてデカいのだ。

最初はよかったのだが、だんだんもう飲み込む力が無くなっていった父には、終いにはその錠剤は喉を通らなかった。

ガンの末期の人が飲むような薬である。

弱ってしまっている人の為の薬なのに、これまた、元気にごくんと飲み込めるような人じゃないと飲めないようなデカイ粒にしないで下さいよ、と思った。

 

 

休ませてあげられなくてすまん

嫌いと言いながら実は図書館でわりと借りる本がある。英語で、ありがとう、っつー奥様雑誌(笑)

日々の安いおかずメニューなどは参考になったりするのでパラパラと見る。

で、これまた何かムカつくので読まなきゃいいんだけどつい見てしまうのが、節約のページである。

節約自体は別にあっぱれなことで、節約して貯められるお金があっていいなぁ・・とも思うんだけど。

んと、怖いものみたさ、じゃなくて怒りネタみたさ??みたいなもんである^^;

ケッ・・とか思いたいのかも知れんです(笑)

で、最近ケッと思ったのがカリスマ節約主婦の

『毎晩お金を桐の箱に入れて休ませてあげてるんです』

っつー言葉である。

休ませてあげているのだお金を。桐の箱に入れて。

さあ~眠りなさい疲れた果てた身体を~投げ出して~てな感じである。

なんつーめんどい、いや、律儀なこった。

このような方だからお金が貯まるんであろうな。

 

うちのお金はゆっくりする暇がない。

桐の箱どころか通帳の中でせわしく行ったり来たりのみ、である。

自営であるので、入ったかと思うと即その場で問屋などに支払いなのだ。

家で唯一、しばし休ませているのは50円玉貯金だけである。

それとて、数ヶ月も経たんうちに働きに出されるのだけど(笑)

そりゃ大事にしてあげたいとは思うけれど、大事にする前にいなくなるのだからして。

( ゚ω゚):;*.’:;ブッ ww

 

桐の箱でもお菓子の箱でもいいから、中に入れてそっと休ませてあげる、という行動は、その奥にある、お金に対する感謝や大事にしたい、という心持ちの現れなんだろうなので、別によかろうとは思う。

こっそりとやっているのならば。

 

昔は何かと子供の初任給でも近所からの貰い物でも、おばあちゃんたちが、ありがたや、ありがたや・・と言って仏壇や神棚に一旦供えていた。

下手すると貰い物のケーキなんぞもしばらく仏壇に置かれていて、もうやばいんじゃ・・っつー頃にやっと食卓に上がったり。(義母のことであるが^^;)

かと言って勿論そんなありがたやと思う心を周りにひけらかしたりするなんてことなんて皆無である。そうする必要も意味もないし。

 

しかし。

 『私ね、毎晩、桐の箱にお金を入れて休ませてあげてるんです。』

などと公共の場や誌面で言った時点で、それは、世間に私はこういうことをする人間である、とのアピールに変わる。 本人が思わずとも。

お金を大事に感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしている、そんなしっかりした真摯な私ってすごいでしょ、っつー自慢、に思えるのだ。私には^^;

 

黙ってやっておれよ!と思う。

 

 

 

・・・・と、ここまで書いて、急に、何で私こんなど~でもいいことを長々と怒ってるんだろう^^;と思えてきてしまった。

いや、でも書いたからちょっとスッキリしたのかも知れんですな。

 

ただ、やはり思う。

その行為がどう、というより、

そういうことをやっている、と公言している人とはお友達にはなりたくないな、と^^;

 

で。

この雑誌には無いけれど似たような奥様雑誌で、お金の尊さなどを説き、節約節約!と叫んでいる合間の広告が『私はこのパワーストーンで素敵な彼氏と大金を手にしました♡』なんつーやつであるのが笑ってしまうところで。

イケメン?の彼氏(なぜか皆ホスト風)と一緒に札束を持ったラッキー(とされている)な女性って、何で、あれ、悪いけど、誰がどう見てもその男は金目当てとしか思えんようなアレな容貌なんだろうか^^;

まあ、でもその広告はきっと確信犯というかこんな嘘くさいのにもかかわらず騙される人対象なのであろうから、まだ笑えるだけ許せる・・ような気もする。

 

笑えんのは、一見、綺麗な心でつつましい清貧を気どった自慢、なのだ。