花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

軽くど~でもいい自分話 ^^;  追記アリ。

極限状態からの脱出

映画を観た方もいるかも知れんが、今、スティーヴン・キングの『ミザリー』という小説を読んでいる。

前に、これまた映画は観てないが(グロそうだから観たくない^^;)『シャイニング』がえらい怖くて面白かったので。

映像ではどうか分からんけど、その話の中で一番怖かったのは、庭にある植木を刈り込んで作られた『ライオン』が襲ってくるところ。

文字にすると、えー?・・そうか~?^^;てな感じだけど、誰が何と言っても私にはソレが一番怖かったのだ。

何てことないはずの植木のオバケが襲ってくる場面にそこまで恐怖を抱かせた筆力は(または訳文は)あっぱれ、という感じ。

 

ミザリーは・・ーあらすじをだらだら書いてもアレだけどもー自損事故で複雑骨折(多分)した作家が、山奥の一軒屋に住む女性に助けられるのだけど、その女は彼の代表作(そのタイトルが『ミザリー』)の狂信的なファンであり、大女であり、怪力であり^^;そして、精神が壊れていた。 病院にも警察にも知らされず監禁状態である。

そして新しい『ミザリー』を私の為に書け、と言う。

餌は鎮痛剤と食料だ。 激しい痛みの中で、母親が子供をあやすように、飼い主がペットを手なずけるように、彼女は彼に薬と食料を少しずつ、じらしつつ彼に与える。

彼は、小説を書きながらどこでキレるか分からんこの狂気おばさんをなだめたりすかしたりしながら脱走を計画していくのだが・・。

・・っつー話。

日本でも舞台化されとるみたいで、その狂気おばさんの役は渡辺えり子さん。

うーむ。分かるけど、私的には太った(役で)大竹しのぶがいいなぁ。でも大女じゃなきゃだからなぁ。。

 

八方塞がりの極限状態の中で、主人公が知恵と勇気を振り絞って脱出していく、っつー話が好きである。

でも、リアルでは無さそうな(ニュースになったりする悲惨な事件も実際にあるけど)なるべく自分の現実から程遠い設定で、けれど、自分もその中にいて、どうしよどうしよ・・(;;;゜ω゜;;A)と焦るような話がいい。

監禁されて、って話はあまり好きじゃないけど。

 

だから、おぉー!その手があったか!とか、なるほど~そういう流れでなっ!( ̄ー ̄)ニヤリ (偉そう^^;)などと思うラストを期待するのだ。

 

関係ないが、それは刑事ドラマでもそうだ。

おー、確かにそれは犯人も罪を認めざるを得ないよな・・と思わせるような追求ぶりに。

大好きな『相棒』であるが、たまにガックリすることがある。

所謂、犯人しか知り得ない情報を『うっかり』喋ってしまった・・というのが逮捕の決め手、という設定に。

『お・・おれは・・肉まん3個も食ってないぞっ!』

『おやおや・・?何故肉まんが3個だとご存知なのでしょう?僕は最初に、ただ肉まんを食べた、としか言ってないんですけどねぇ~・・』

・・・というような。 (何処にあったんだ!そんなシーン!^^;)

そういうのは、おぃおぃ^^;そりゃないよ~・・と思うのだ。

 

 

未だに一瞬区別がつかない

小さい頃から結構大きくなるまで、『エスカレーター』と『エレベーター』を逆に覚えていた。

エレベーターは箱に乗るもんだと思っていたのだ。

あと、『金色』と『銀色』も^^;

こう書きながら色を思い浮かべて、あれ?この色どっちだっけ??っつーぐらい未だに混乱(笑)

なので、エレベーターも金も、一旦脳内で逆に変換してから認識する、というメンドクサイ習わしがある。(習わし、て^^;)

 

と、ここでアリスさんの記事

『どっちやったかな???』

http://d.hatena.ne.jp/sarusarube/20131008/1381222309

看護士と言う職業柄、ということが大きいと思われるのだが、常に患者さん側から見て左・右と逆に言わねばならんというしがらみ。 しがらみ・・。

私は、左ききなのでお箸を持つ方が右、と先生が言うと脳内で(お箸を持つ方・・と反対が・・右。。)と変換せねばならんかったことを思い出しましたさね^^;b

 

 

懐かしさを共有する嬉しさ

まーこさんの記事『暑い10月』

http://maako5458.hatenablog.com/entry/2013/10/08/132018

昔流行った?『イブ』(ガム)と『ハイクラウンチョコ』との文字を発見して(発見て、そのまま書いてあったのだが)何とも懐かしい気持ちになった。

イブは、よく通学時に電車の中で噛んでたなぁ~。

結構な香水味であった。

ハイクラウンチョコは、あれ?同じパッケージかなぁ・・たまにスーパーで見かけるような気もする。

しかし、ソレが出た時は子供心に憧れたもんだ。

王冠のマークが何とも高級感が出ていたし。

しかし高かった。 2枚しか入ってないのに。あれ?4枚だっけ?

当時はせいぜい買ってもらっても駄菓子屋の10円のパイプチョコか、スーパーでも何十円かの『麦チョコ』だった^^;

んで、社会人になり、そんな買えなかった子供時代に復讐?するべく買ってやろうと思ったが、やっぱ高いのだった。

どなたかがどこかでチョロリと書いたそういった懐かしい単語が出てくると、思わず、そうそう!私もね!っと身を乗り出してしまう。

それに纏わる想い出は人それぞれだけど、懐かしさの共有ってだけで嬉しくなる。

 

点取り占い

で。

駄菓子屋と言えば、お菓子より夢中で買っていたのが、『点取り占い』である。 

ピンクとか青の紙が小さく折りたたんであっておみくじのようになっている。

中を開くと、『先生に怒られるよ 1点』などと書いてあるのだ。

何をもってその点数なのか分からんけども。

中には『怪獣に踏んづけられる 3点』だとか

『そんなことしてすみません  2点』だとか、何故あやまる?てかアンタ誰^^;?的な荒唐無稽な占い?も入っていて、大いにウケたもんだ。

 

今でこそ、占いなんて全く興味ないけれど怪獣に踏んづけられるかもな、そんなシュールな一日を過ごせたあの頃が懐かしい。

 

 

さて。

先ほど『ミザリー』を読み終えた。

感想は・・

ウゴッ??ウゲー!!あわわわ!!ホゲー・・・

・・・てな感じか。(どんなだ)

で、あとがきを読んでハタと思い出した。

そうだ、確かそのエピソードってテレビで観たわ!

 

『ミザリー』は勿論フィクションだけど、作家のスティーヴンキング自身も多くの熱狂的なファンに悩まされていたと。

 

ある時。

通りで、ある男に一緒に写真を撮ってくれと言われサインもせがまれた。

彼は応じたのだが、その男こそ後にジョンレノンを殺害した人物であった。

もしも、その時無下に断っていたら・・・。