花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

ホラーが笑いに変わる時。  トラバ&追記アリ

先日、ビンのフタだとか味噌だとかいろんなものが開けにくく生きにくい世の中になったもんだと大いに怒り嘆き悲しんだブログを『壊れせんべいがすき』に書いたが、(そこまで書いてないけど)リンク先のブログ友がリコメで

[シャンプーの詰め替えが手で切れなくて口で開けた]とあって笑ってしまった。

そうそう!あるよ私も!(笑)

口にシャンプー剤が入らんように歯だけ出してムギーッと(#`皿´)噛み切る。

まるで怒った猿のようである。裸だし。

あ!その友じゃなくて、私が、ね。(笑)

で、一度噛み切りに失敗すると二度目はどうしてもシャンプー剤が口に入るのだ。

手で切れるって書いとるじゃろが!・・という怒りに加えて『これは飲み物ではありません』と書かれているものを口にせねばならんということへの恥辱(大げさ)も加わりますます怒り心頭に発する、ってなことで。

 

味噌のフタも私はたまに歯で開ける(笑)

シャンプーをムギーッ!っと歯で開ける大変さの単位を1ムギーッだとすると、味噌のソレは3ムギーッぐらいであろう。いや、もっとかな。

とにかく傍から見たら私は般若のような形相であろう。

何で味噌汁作るのにいちいち般若にならねばならんのだ。

そうか。さてはそのせいで歯が悪くなったんだな!

おし!歯医者代はメーカーに請求しようそうしよう。

 

ということで、本題である。

 

いきなり生々しいと言いますか、昼メロ(って最近言うのかな?^^;)っぽい話ではあるが。

OL時代の友人(A子)は当時、謂わばフリンをしていた。

で、相手は一回りぐらい上のオヤジ(上司)である。

外見はまぁ、若い時はモテたんだろうな感じ。イシダジュンイチっぽい。

んで、そのオヤジはまた別の女子にも手を出していた。

それにいち早く感づいたA子は彼を追求したが容疑者は吐かない。

のらりくらりとかわされる。

いい加減吐いたらどうだ? ネタは上がってんだよ!

へ?・・なら今すぐその証拠とやらを見せてくださいよ。

ほら・・無いんでしょ?

なら捕まるわけにはいきませんや。

今度来る時には逮捕状持ってきて下さいよ~。

 

そんなわけである日、張り込みを実行したのだ。

ホテルの前で(笑)

入口に自分の車を停めて、フリン相手と、フリン相手のフリン女子が出てくるのをひたすらじっと待つ。

もうその姿は犯人を張り込む刑事のようであろう。

アンパン齧って牛乳飲んでたかもしれん。

で。

ほどなくして出てきた二人を発見したA子は(発見した時には二人はもう車に乗り込んでいるところだったらしい)尾行を開始した。

ピタリと後ろに車をつける。

さすがに気がついたオヤジはスピードを出してA子の尾行をかわそうとする。

犯行現場を抑えたんだからそこでもういいようなもんだが、A子はそれで終わらなかった。

更に尾行を続けたのだ。 さながらカーチェイスである。

普段は友想いの優しくておっとりしてて愉快な奴である。

そのA子のどこにそんな情熱?があったのか。

・・・しかしはっきり言って3人ともおバカである。

もしこれが事故に繋がったりして、または関係のない人を巻き込んでいたら今頃どんなことになっていたのか、と思う。

何も無かったから(オヤジの車に傷を付けたらしいけど)よかった?けど。

てか、フリン相手にフリンされてフリン同士で揉めるって芸能人みたいだなぁ。

 

で。 もう一人は結婚してから知り合った友人(B子)。

彼女は夫が浮気をしているんじゃないかと思い、ある日、これまた夫を尾行したのだ、と言う。

こちらは、電車を乗り継いでの尾行、である。

しかも背中には赤ん坊。

結局、動かぬ証拠は掴めずにその日は帰ってきた、と言っていた。

それ以後のことは知らないけど。

B子も、普段はおっとりして物腰優雅な人であった。

 

 

二人とも今じゃ何しとんのか、めっきり交流が無くなってしまった。

殺人事件の噂は聞かないので今はどっかで落ち着いたのかも知れない。

A子の尾行事件の顛末は、動かぬ証拠を突きつけてやったものの、かと言って奥さんと別れる気も、浮気?女子と別れる気も、ましてやそんな怖いA子と別れる気もなかったらしく、どんな話し合いが行われたのかもどうなったかも分からず(聞かなかった)そのまんま、であった。

そのまんま、すったもんだを繰り広げながらガチャガチャゴチャゴチャやっていたのだろう。

B子もそのまんま。ほどなく引っ越してしまった。

 

その話をしている時は二人とも(って、お互い面識もなく時も全然違う)何だか憑き物が取れたような顔をしていた。

何てバカなことをしたんだろう、、みたいな感じでちょっと恥じているような。

でもその時はきっと般若の形相をしていたんだろうなぁ~。

 

 

もしこの二人が友人じゃなくて、全然知らん他人だったら、きっと大嫌いなタイプである^^;

同じ女でも『オンナ』は苦手。

しかしそんなオンナな二人だけど、どこかコミカルさを感じてしまった。 人となりをよく知っていたから、だろうかね。

 

じっ~と、張り込みを続けた二人。

一人はラブホ(って今も言うのか?)の駐車場で。

もう一人は背中に赤ん坊貼り付けて、電柱から電柱へ身を隠しながらの尾行。

その図は、サスペンス、というよりギャグマンガ『執念の刑事(デカ)』を思い起こさせたんである。

 

私はホラーも行き過ぎると(と、感じると)途端にギャグに見えてしまうっつー性癖?がある。

ホラー映画(は、まず観ないけど)もあまりにも顔が怖いと怖すぎて逆に面白くなってしまう。

悪いけど、『呪怨』を観た時もあの子供を見てそう思ってしまった。

ああ、それは面白いというより、こんなメークされて可哀想だな、と思ったんだけど。

きっと『貞子3D』とかいう映画も、本は読んだけど、で、本は自分の勝手な想像が出来るからいいのだけど、実際に画面で観たら笑いそうで、雰囲気ぶち壊しなので映画館へは絶対行かない^^;

 

だから、悪いけどその話を聞いた時に私は爆笑してしまった^^;

いや、爆笑出来るほどの仲だったからできたんだけど。

その後の話は聞いていない。話されたかどうかも忘れてしまった。

どうなったか、には全然興味ないし^^;

それでそれで??うんうん。いやぁねぇ~・・なんて眉をひそめたくないし。

ただ、全く見知らぬオンナだったらかなり嫌いだったと思うけど目の間にいる彼女がそんなことを般若の形相でやっている図を思い浮かべてかなり面白かったんである。本人たちは必死だったろうけど。

何やってんだかな・・と思ったという、実に友達がいの無い、薄情な私であった^^;

 

私も独身時代はベッタベタのドーロドロな恋愛もあったけれど、それは二人の中でのことで、第三者が入ってきたことは無かった。

入ってきた時点で別れてる^^;

勝手なもんで、人のドロドロな話は面白かったりするが自分ではごめんなのだ。

 

 

関係ないけど、韓国人の女性と浮気されて結局離婚した友達もいる。

元オットは、その韓国女性に『アナタヨリ、アナタノモッテルオカネガスキ』と言われたそうだ。

何たるストレート発言。日本人女性は絶対言わんな。

そんなスゴイことを言われたのに現在一緒に住んでいるらしい(笑)

愛情が金で買えた例であろう。

 

 

 

いやはや、男と女って正義や倫理の剣じゃ切れないもんだ。

 

 

*どこのこさんがトラバして下さったでし(`∇´*)

『ムキになる』

http://doconoko.hateblo.jp/entry/2013/10/01/211054

えと。このブログを書き終わって、コメントを貰ってから気がついたこと。

そうなのだ。 

キライなハズのオンナな行動をとった友人を何故笑ってしまったのか。 それは勿論好きな友人だから、ということもあるが、その『ムキ』になっていた部分がすごく滑稽で人間臭くて、そしてそれを愛しく思えたからなのか・・と。

被害者(でもないか)の男性にとってはコワイオンナではあるけれど^^;

 

んで。どこのこさんのブログでもトラバされていたまーこさんの記事も可愛かったので(笑)私もトラバさせて頂くですb

『暦の上ではオクトーバー』

http://maako5458.hatenablog.com/entry/2013/10/01/154612