今日。
仕事から帰ってまずビールをぐぐぃ~っと飲む。
そして冷蔵庫からハムやネギ、卵なんかを取り出してチャーハンを作る。
チャーハンを食べながら今日貰ったパートの給料明細を見る。
おぉ!!今回20日も働いとるやんけ!!
予想額より3万も多いどー!!
・・・。
いや、知ってたけど^^; 知らんふりをしていたのだ。
予想額だって最低賃金として頭に思い込ませていた額であるからして、働いた日数がそれより多いのだから当然ちゃー当然なのだ。
でも、最低の額のつもりで見た方が明細を見る冥利に尽きる、というものだ。
そうやって束の間の喜びをチャーハンを食べながら味わう。
で。
その中からすぐに消えるであろう、お中元代と生活費あれこれを思ってため息をつく。
仕事柄お世話になったあの人、あの人、あの人、と3件もビールやらハムやらを贈るのか・・と。
全く誰が作ったんだそんなアホなイベント!!( ゜曲゜)キィィィ
贈って喜ばれる顔が見たい、というより、あげて、じゃあ花梨さんちにまた仕事を与えよう、と思われる為に贈る、というせせこましさ、あざとさ。
でも、今後のことを考えればそうした方がいいのだ、という何か下から見上げた、負けた感じ。
いやいや、それより束の間のこうした一人の至福な時を楽しもうではないかと、気を取り直して新聞を広げる。
被災地の仮設住宅での児童虐待のニュースを読む。
プライベートの全く無い薄すぎる壁。
子供が騒ぐ声にイライラして思わず声を荒げ、手をあげてしまう母親の心。。
そうだよ。
束の間のこんな時間と空間ですら手に入らない人達がいる。
再び気が萎える。