花梨とうの粒焼き

日々のちょこっとをちょこっと。

ホントにど~でもいい話。

ワイン用の木箱

仕事場のスーパーの裏に非常にイカしたワイン用の木箱が捨ててあったので、いや、捨ててあったと思ったので、くれ、と言ったらまだ使うからダメ、と言われた。

ちっ。せっかく家の地下室のワイン倉に置こうと思ったに!

 

そんなもんうちの何処にあるのだ。  

そうではなくて、木箱の横に英文字で焼印(つーのかな?)が押してあって、よくカントリー風のおしゃれな部屋にさりげなく置いてあるではないか。雑誌とか食器とか入れて。そんな風にしようと思ったのだ。

しかし、そんなことより一番問題なのは、私にセンスが無いことだ。

モノスヤさん(いきなりお名前出して申し訳ないです)のブログの写真に載っていた綺麗なトイレを見て、まずトイレをどうにかしようと思って見てみたら

そういえばフタが壊れて外れてしまって、あんぐりと口を開けた便器が何だかマヌケで全くやる気が無くなった。

 

 

どうにかしたい日本語

前にも口を酸っぱくしてどっかに書いたのだが、早急にどうにかして欲しい、まぎわら、まぎらわしい日本語がある。

例えば

『かわいそうだね。』

可哀想だね、では無い。 可愛いいそうだね。という意味だ。

私の知らない人でもモノでもいいけど、誰かに、そんなのがあるんだよ、と教えられたとしますよ。

きっと可愛いんだろうな・・、可愛いいんだと私も思う。

それを相手に伝える為に『それ、かわい(い)そうだね』と言う。 『私もそれ可愛いと思うよ』とはチト違うのだ。

それほど可愛いであろう、という確信が持てないから。

可愛いっぽいみたいだね、に近い。こっちのほうが変か。

しかし、相手には私が同情しているように聞こえて、何で可哀想なの?と言われる。

 

また、あ、これはkinakoさんが例題?として、コメに書いてくれた言葉かも知れない。

『いやらしいね』っつーセリフ。

性的ないやらしい、ではなく嫌らしいという意味。

あの人はどうやら嫌らしいね、なんてかしこまって言いたくない時に、『あの人いやらしいね』と、そう言ってしまうと、相手はえ??どこが?@@:となるのだ。

 

あと一番頭を悩ませるのが

『さささせてあげて』

である。

敵打ちでもいいし、画鋲でもいいんだが、[刺してもよい]と許可する相手がいて、でも刺すのは自分ではなく、もう一人。

刺したいという気持ちが自分よりその人の方が大きいことを私は知っている。

でもその人は気弱なので自分から刺したい、と言い出せない。

ので、どうにかその人が刺すように私から頼んであげたい。

そんな時。

何と言うのだ。

この人に、刺すことを許可してあげて、を端的に。

 

やはり、『さささせてあげて』しか浮かばん。

 

そんな時があるかどうかは別として。

つか、あるか!そんな時!^^;

 

 

 何かそれらにピタッと上手く心に嵌る言い方がないもんかどうしたもんか。

しかしそうとは言っても私は金田一先生に正しい言い方を教授してもらいたいとは思わない。

そんな日本語のもどかしさが気持ち悪くて気持ちいいからなのだからして。

 

 

怪奇現象

私は解明出来ない怪奇現象が好きだが、科学的に解明してくれることも好きである。

ちょっと前にBSだかの番組で『怪奇映像はこうして生まれる』

という特集があった。

観る前はちょっと、いや、だいぶ楽しみだった。

しかし、観はじめてかなりガックリしてしまった。

全ての現象を網羅して解明せよ、とは思ってないけど何かどれも中途半端だった。

例えばあの有名な、宇宙人を捕まえたという写真。

宇宙人が両側から男性二人に囲まれて手を繋いて散歩している(散歩じゃない)写真である。

元はどこかの雑誌がエイプリルフール用に撮ったお茶目な写真だったのだと言う。

それがあれよあれよという間に広まってしまった、というもの。

それはいいんだけども、それは、噂がああなってこう広まって・・と、その過程を詳しくやっていて、そうか、こうして生まれたのか~と納得するものだったから。

しかし。

以降の例が、すごく駆け足での説明だった。

恐怖映像などは実は誰々さんが作ったとかトリックだと白状しただの、ただ、これはウソだったんですよ・・とばらしているのみ。 こうして生まれたといった過程をすっ飛ばしてすぐに結果をただ流しているのみ。

放映時間や予算の都合っつーもんもあるんだろうけど、却ってそれらはほんの一部であって、全てが全て、そうじゃないんじゃないか、と余計そう思わせる結果になった。

 

また。

お化け屋敷を作る、というコーナーがあり、まあ面白かったけれど、例えば暗い校舎(あれ?病院だったか)の廊下にぼっーと浮かびあがる少女の霊。しかもこっちに向かって走ってくるかのように動いている。

実際に見たらしばらく人生休むであろう。

でもそのトリックはドライアイスを大量に炊いてそれをスクリーンに見立て、後ろから映写機みたいなので映像を反映させている、というものだった。

他にも人魂を銅を燃やして作ったりなど。

で。

それは一体どのようなコンセプトで?・・と思った。

番組の言わんとすることが見えないのだ。

まるで、だから全て怪奇現象は解明出来たんですよ、てな感じがしたのだが、

ならば、実際に耳目にする、あちこちで現れた?霊が皆ドライアイス炊いて後ろから映してたんかいっ^^;と突っ込みたくなった。

 

怪奇現象が生まれた過程をいっぱい紹介するならする、解明するなら徹底的にする(金と手間をかけたお化け屋敷作ってないで)と、何かこう、もっと一つのテーマで深く掘り下げて欲しかったと思うのだ。

いろいろあっちゃこっちゃとっ散らかってて、例えば山に分け入って傘が赤いキノコを見つけ調べたら毒キノコでした。

だから傘が赤いキノコは全て毒なことが証明されました、と言っているような。

あれ、ちょっと例えが違うか。

ま。とにかく、全ての怪奇現象はそんなことですよ、と言っているようかのようであった。

 

 

『これら解明したものはほんの一部です。

しかし、中にはまだ科学では割り切れない不思議な怪奇現象があなたのまわりで起こっているのです・・。』

とか

『アナタの周りで不思議な事が起こり、いつのまにか解決していたら・・それは彼らの仕業かも知れません』とか、

それは妖怪人間ベムだけど、そんなことをちょろっと番組の最後で言ってお茶を濁すならそれはそれでまだ納得がいったかも知れないが。

もしかしたら言ったかも知れないけど最後まで観なかったから分かんないっす。