毎年ひな祭りの時期にだらだら思う。
また今年もひな祭りかよ~・・と、今週のお題「ひな祭り」に目がいき、少し憂鬱になった。
お題に憂鬱になりながらそのお題で書く私もどうかと思うけど^^;。
ひな祭りはもはや憂鬱な行事になった。
いや、初めから楽しい思いをしたことはないがそれが憂鬱というマイナスな感情の行事になっちまった。
確か去年もブログに同じことを書いたのだが、働いているスーパーで流れる♪灯りを点けましょぼんぼりに~♪っつーあの曲。
最初は原曲が流れているのだが、途中から何故かガラリと変調するのだ。
呑気な明るい曲調に。
何故呑気になってまで変えなきゃならんのか。
スーパーだからか。 それによって何だか楽しくなり、ひなあられを買う客が増えるだろうっつーことが狙いか。
でも、ソレを職場で繰り返し聞かされ続けているうちにだんだん気が変になりそうになるのだねー。
あと。。
亡き父が子供に買ってくれた雛人形を押入れから出さねばならん、ということも憂鬱な原因の一つ。
せっかく買ってくれたものだし、申し訳ないと思う。
だがめんどい^^;
しかし、めんどいが出さねばならんという強迫されているような思い。
強迫していると思うのは父、ではなくひな人形^^;
この時期になると押入れのダンボールに入った人形から、出せ出せオーラが出ているような気がして。
そういうイベントだから、という理由で出すのでは無く、ましてや子供の成長を願い、というのでも無く、『怖いから』出すっつー親って他にいるのかな~^^;
あ、そうだ。
怖いから出すんではなくてその雛人形を箱から出すのが怖いっつー親が友達にいましたわ(笑)
どういった経緯でソレが家にあるのか聞きそびれたが、古い古い紙製の人形らしい。
ん~と、ペッタンコの姉さま人形のお内裏様とお雛様版とでも言いますか。
実際に私は見せてもらったことは無いが、もしやしたらヒトカタ?つまり流し雛みたいなもんかも知れない。流さんでどうする!みたいな。
子供が生まれて何回目かのひな祭りにふと、そのヒトカタ人形のことを思い出し、ゴソゴソと箱を開けてみた。
開けた途端に、黒い霧のようなものが出て来た。
そして、その人形の顔が・・
怒っていたのだ
・・・と言う。
ものすごく。
その友達とは、たまに怪談っぽい内容を書く時に登場する、例の霊子さん(仮名)なのだが、すさまじくいろんな不思議な体験をされているお人であるよ。
んで、その霊子さん、怖くてそのままフタを閉じてしまったと。(笑)
しかし。
あまりにボロボロなので意を決して捨てようということになるのだが、捨てなきゃ・・と思い、ソレがある屋根裏に取りに行こうとすると、ハシゴから足を踏み外して捻挫してしまったり、突然のっぴきならん電話がかかってきてそのまま忘れてしまったり、急な用事が入って・・・などなどと、何故かそんなことばかり続いてまるで捨てさせないかのようなんですと。
最近とんと会ってないので、それからどうなったかは知らないけれど、悪い噂は入ってこないので大丈夫(何が)だと思われる。
無事に捨てられたかどうかも分からんけど。
いや、人様の家のそんな怖いひな人形事情を書いている場合でなく、早く人形出せよ、てな感じですが^^;
いや、でも。
毎年CMを観ると、バカバカしくなる。
貧乏人の僻みであるが。
畳の広い部屋にデーン!と飾られたひな人形。
それをちょこっと覗いて満足気な顔をするお嬢様風の子供。
その部屋には他に何も無い。
謂わばひな人形を飾る為の部屋である。
まあね。
小さな団地の一室で家族がギュウギュウになって一つのちゃぶ台を囲んでご飯を食べているその横に飾られててもね、CMとして成り立たないだろうけど。
雛人形業界の方には申し訳ないが、雛人形を飾る風習なんて止めたらどうだろうか(悪)
本来の意味からどんどん離れているじゃないか、と思うのだ。
皆、昔に却って穢れを払う事のみが目的ということにする。
やることは、紙製(水に溶けるもの)の雛人形を近くの川に流す、ことのみ。
川や海が無ければトイレでもよし、とするとか。
そんなことでいいじゃないか、と思う。
まあ。
そんなことをここで強調しても、今、家にあるひな人形を出さなくてよいという免罪符にはならんのだけど^^;
んで、ひな人形では無くて男子の五月人形についてのエピソードはこちらですb↓
もりもりさんのブログ『お題に答える・・つもりが・・』
http://d.hatena.ne.jp/morimori928/20130303/1362274785
確かに雛人形のたおやかなお顔に比べては五月人形のお顔は勇ましいですな。
しかし、どちらも実は子供には怖かったりする^^;b